ネット依存の恐怖!実体験から原因や解決策を考えてみた

ネット依存の恐怖!実体験から原因や解決策を考えてみた

今日のヤフーニュースに子どものネット依存が低年齢化しているという記事がありました。

10歳未満の子どもがネット依存外来に通っている例もあるそうです。

中高生では年々依存者が増え、現在93万人ものネット依存がいると推計されています。

 

依存症と言えばアルコール、薬物、買い物、ギャンブルなどが一般的ですが、今後この中にネット依存も本格的に仲間入りしてくるのでしょうね。

この記事ではネット依存の何が問題なのかということと、私自身のネット依存体験らの解決策を考えてみました。

ネット依存は何が問題なのか?

まず、「このネット必須の世の中で、ネット依存の何が問題なのか分からない」という人もいると思います。

そういう人は恐らくネット依存とは無縁の方でしょう。

 

ネット依存とは、「ネットを止めたいのに止められない」ことに苦しんでいる人を指します。

  • ネットゲームに熱中するあまり学校・仕事に行けなくなる
  • ネットゲームに課金しすぎて借金をしたり、親からお金を盗んだりする
  • SNSにハマりすぎていつも書き込み・監視していないと気が済まない
  • 自分の所属する特殊なコミュニティーに毒されすぎて、常識からかけ離れた思考・行動をとる
  • ネットにハマりすぎて目・肩・腰などに異常が生じる

 

ネット好きが度を越してしまい、日常生活に支障をきたしている人ですね。

ネット依存になるとネットから離れるのが苦痛になったり、離れるとそのことばかりを考えてしまうようになります。

 

これはアルコール依存や薬物依存と同じ。

周りからは「意志が弱い」とか「どうしようもない奴」と思われ、どんどん信用を失っていきます。

依存症はお金・健康・人間関係など大切なものを次々と無くし、社会復帰が難しくなる怖い病気なのです。

ネット依存になりかけた私の体験

毎日長時間PC前にいる私ですが、今はネット依存ではありません。

外に出る時は、スマホすらほとんど見ませんし、ネットを見なくても何も感じません。

むしろ完全に休みにする日はなるべくネットを見ないようにしているくらいです。

それでも目の疲れなどの身体異常は当てはまりますけどね…。

 

しかし、私は大学生の頃、ネット依存になりかけたことがあります。

その原因はMMORPG

MMORPGとは、ネット上のプレイヤーが同じ世界(サーバー上に作られた世界)に集まり、冒険するロールプレイングゲームのこと。

 

私は「ファイナルファンタジー11」というゲームにどっぷりハマり、それこそ暇さえあればずっとログインしていました。

それはこのゲームがとても面白かったからではありません。

他のプレイヤーとチャットしたり、助け合いする仮想世界がリアル世界よりも充実していると感じていたからです。

実際、このゲームにどっぷりハマって仕事を辞めた人、学校に行かなくなった人はたくさん見てきました。

 

私は大学2年生の途中から大学3年生の途中まで、かなりの時間をゲーム内で過ごしました。

学校に行っている間やバイト中も「早く帰ってログインしたい!」とか思ってましたし、友達の誘いを断ってゲームをすることもありました。

完全にネットゲーム依存に一歩踏み込んでいますよね。

かろうじて学校やバイトは続けていたのでまだマシと言えばマシですが、頭の中は常にゲームのことばかりでした。

ネット依存はネット上の人間関係が原因

インターネットに接続しているからと言って、みんながネット依存になるわけではありません。

例えば、ネットでニュースを見てるだけの人などはネット依存になることはほとんどないはずです。

 

ネット依存は、ネット上で人間関係が作られた時に起こることがほとんどだと思います。

ネット依存で特に問題視されるのが、ネットゲームやSNSというのもその証拠です。

ネットゲームやSNSでの人間関係がリアルの人間関係よりも「楽しい」「大事」と本人が認識してしまった時、ネット依存の扉は開かれてしまうのでしょう。

ネット依存を抜け出すきっかけ

上記のようにネットゲーム依存に片足を突っ込んでいた私。

しかし、その間も現実世界の時間は進み、徐々に卒論・就活シーズンが近づいてきました。

大学3年生になった辺りから私の中で「このままゲームを続けていたら卒業できない」という危機感が芽生えてきます。

 

でもいきなりゲームを卒業するのは難しいです。

なぜなら、心の中では「続けてても別に大丈夫じゃね?」という甘い気持ちもあり、天使と悪魔がずっと戦っている状況だから。

そこで天使側のイッカはこの依存を抜け出すための方法を考え、実行してみることにしたのです。

ゲーム内の周りの人に引退表明する

まず、私はゲーム内で関わってきた人に引退することを伝えました。

「〇月〇日に引退します」と。

こうすることで、万が一復活してしまった時に「なんだコイツ、引退するって言ってたじゃん」と言われる状況を作り出しました。

周りの目が気になる人はこの方法は結構効果があるはずです。

 

引退表明する時には、絶対に心を動かされないことがポイント。

きっと心優しい周りの人は「残念です」「寂しい」と言うでしょう。

(私そんなに必要とされているんだ…、私の居場所はここじゃないのか?)と思い、気持ちはきっと揺れ動くでしょう。

 

でもはっきり言って、あなたがいなくてもMMPRPGは続き、他のプレイヤーもすぐにあなたの存在など忘れます!

こういうことを言われても絶対に引退を撤回してはいけません。

頑として引退表明すればするほど、復活しにくい状況を作れます。

ゲーム内のお金・アイテムを配る

その後、引退に向けて私はゲーム内で貯めこんでいたお金を全て散財しました。

どうでもいいアイテムを買い漁り、復活してもまた1からお金を稼がなければならない状況を作り出したのです。

バンバンと無駄なものにお金を使っていると、徐々に「なんでこんなことに一生懸命になっていたんだろ…」とゲームに冷めてくる効果もありました。

ゲームに冷める、というのは結構重要なことで、自発的に(飽きた)と思わないとなかなか辞められません。

ですので、これは結構効果テキメンでした。

 

そして引退当日、私はお世話になった他のプレイヤーに配れるアイテムを全て配りました。

これでゲーム内の私は無一文、裸一貫。

戻っても、他のプレイヤーに追いつくのはもう不可能でしょう。

こうして私は若干清々しい気持ちでゲームを去ることに成功したのです。

ゲームソフトを捨てる

ゲームを無事に引退した私は、アカウントを削除。

最後の仕上げとしてゲームソフトを捨てました。

(オンラインゲームはコードを使用してしまうと売れないのです)

こうして私は完全に「ファイナルファンタジー11」と決別することができました。

 

不思議なもので、一旦ゲームから離れて時間が経つと、四六時中考えていたはずのゲームのことを1ミリも考えなくなります。

最初は時間が有り余ってしまってちょっと戸惑いましたが、これもすぐ慣れました。

 

Advertisement

ネット依存を抜け出す私なりの方法

もし、現在ネットゲームやSNSを止めたくても止められない場合、次の順番でやってみてください。

  • ネット上の知り合いに引退表明をする
  • 積み上げてきた物(ゲームならお金・アイテム、SNSなら書き込み)を消す、使い果たす
  • 引退表明した日にしっかりアカウントを削除する
  • ゲームソフトを削除、SNSならブックマークから削除する

 

引退した最初のうちは気になるかもしれませんが、1カ月過ぎる頃にはすっかり存在を忘れられると思います。

それまでは、依存していたものには近づかないようにしてください。

 

ただ、ここでお話したのはあくまで自分で断ち切れる軽い依存の場合です。

自分ではどうしても止められないレベルの強力な依存になっている場合、久里浜医療センターのような依存症を扱っている精神科病院を受診してみた方がいいかもしれません。

久里浜医療センターの公式HPはこちら