努力は嘘をつかない?それとも嘘をつく?

努力は嘘をつかない?それとも嘘をつく?

最近Twitterを眺めているとブロガー界隈の話題の中で「“努力は嘘をつかない”は嘘」だというツイートをよく見かけます。

「えっ、努力して頑張って記事書いてるのに、これじゃダメなんだ」と落ち込んでいる人もいるかもしれないですね。

 

もちろん、これはブロガーだけのことではありません。

「努力は嘘をつかない」と思って勉強を頑張っている人、仕事を頑張っている人はいっぱいいるでしょう。

ある意味で、この言葉は努力している人達に冷や水を浴びせるようにも聞こえますよね。

今回は「“努力は嘘をつかない”は嘘」の真意と、私なりの解釈を書いてみたいと思います。

努力は嘘をつくこともある説の真意とは?

「“努力は嘘をつかない”は嘘」はというのは「努力は嘘をつく」ということです。

つまり、努力しても報われないことがある、ということ。

 

これは実際に経験されたことある人も多いんじゃないでしょうか。

努力して練習したのに試合に勝てなかった、努力して勉強したのに受験に落ちた、なんてことは結構ありますよね。

でもそういう時、「努力は嘘をつかない」を信じている人は「努力が足りなかったんだ」と結論づけることが多いと思います。

 

「でもそれ本当に努力不足が原因…?」というのが「努力は嘘をつく」と言っている人の意見です。

例えばダルビッシュ有選手は過去にこんなツイートをしています。

また林修先生もTVでこんな発言をしています。

努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ。

正しい場所で
正しい方向で
十分な量なされた努力は
裏切らない。

つまり、努力しても努力する方向が間違っていれば、それは結果に結びつかないよ、という話ですね。

 

例えば英語の文法が苦手な人が、英単語を一生懸命勉強しても英語の成績が上がる訳がありません。

これは努力する部分を間違えているからです。

つまり、「正しいやり方」を知っている上で努力しないと結果は得られないと言いたいのですね。

「正しいやり方」で「努力」しても嘘はつかれる

ここまでは「努力は嘘をつく」の一般的な見解ですが、ここからは私個人の見解です。

正直、結果だけを見るのであれば、正しいやり方で努力しようが嘘をつかれることはあると思います。

 

これはスポーツ、受験など競争がある世界では日常茶飯事でしょう。

人間はみんな同じ性能を持っている訳ではありません。

2人の人間がいれば、同じやり方で同じ努力をしても確実に差が出てしまいます。

この2人が勝負した場合負ける人は必ず出て来る訳で、これでは結局正しいやり方でも努力は嘘をつくということになりませんか?

 

私は「努力は嘘をつかない」というのは、結果だけのことを言う言葉ではないんじゃないかと思うのです。

例えば上の英文法が苦手な人の例を取ると、確かに英文法はこの方法ではどう足掻いても得意になりません。

しかし、英単語はこの努力によって覚えられたはずですよね。

 

この英単語を覚えられたことこそが「努力は嘘をつかない」の証明ではないでしょうか。

「英文法の苦手を克服する」という結果には全く結びつきませんが、将来的に英単語力が何かの役に立つこともあるかもしれません。

「努力は嘘をつかない」というのは、努力すれば(結果は別として)何らかの成果は必ず出る、という意味じゃないかというのが私なりの見解です。

 

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最短距離で走り抜けるばかりが正解?

果たしたい目的とその結果だけを見れば「努力は嘘をつかない」なんてことはありません。

余裕で嘘をついてきます。

 

しかし、その努力は本当に無駄だったのでしょうか?

私はその努力で得るものが必ずあると思います。

 

例えばブログ初心者に対してのアドバイスで「とにかく100記事書け派」の意見と「考えて書かないと100記事書いても無駄派」の意見があります。

私はどちらかというと、「とにかく100記事書け派」です。

なぜなら努力は嘘をつかないと思っているから。

 

初心者が100記事書くのは確かに大変です。

アクセスもお金も稼げず、無駄に終わってしまうかもしれない。

でも頭でっかちで記事書かないより、書いて覚えていく方がはるかにスキルは上がります。

もし、その100記事が無駄になっても、ライティングスキル、文章を書くスピード、考える力は確実につくはずです。

このようなスキルがあれば、正しい方向が見えた時点で一気にスピードに乗れますよね。

 

最近なんでもかんでも最短距離で、という風潮がありますが、たまには無駄かもしれない努力もしてみてはいかがでしょうか。

とにかく努力すれば、何らかの物は得られるはずです(要らないものかもしれないけど)。