【Mr.Children DISCOVERY】7thアルバムの楽曲レビュー|最もヘビロテした至高の一枚

【Mr.Children DISCOVERY】7thアルバムの楽曲レビュー|最もヘビロテした至高の一枚

ライター業で死にそうなイッカがミスチルに元気をもらう…、ではなく、アルバムレビューする企画第7弾!

今回は7枚目のアルバム「DISCOVERY」を紹介します。

Mr.Children 7thアルバム「DISCOVERY」について

7枚目のアルバム「DISCOVERY」は6枚目のアルバム「BOLERO」後の一時休業期間を経て、1999年2月3日に発売されました。

休業を挟んでも前作から約2年で発売…。

しっかり活動している最近よりリリースペースが早いのが驚きです。

 

Mr.Childrenの本格始動からさほど間をおかずに発売されたアルバムですが、休業中に発売した「ニシヘヒガシヘ」、復帰後の「終わりなき旅」「光の射す方へ」と3枚の先行シングルが収録されています。

アルバム発売後には「I’ll be」も別バージョンがシングルとして発売しています。

その他の収録曲は以下の通りです。

 

01. DISCOVERY
02. 光の射す方へ
03. Prism
04. アンダーシャツ
05. ニシエヒガシエ
06. Simple
07. I’ll be
08. #2601
09. ラララ
10. 終わりなき旅
11. Image

 

このアルバムも「Atomic Heart」以降のバンドサウンド路線が継続されていますが、「深海」「BOLERO」と比べるとややマイルドになった感じでしょうか。

「決めごとなく肩の力を抜いて作られた」と語っているように、ハードなロックからポップまで結構バラエティ豊かな楽曲が並んでいます。

 

後にこのアルバムを引っ提げたライブを収録した「1/42(42分の1)」というライブアルバムも50万枚限定リリースしており、これが現在まででミスチル唯一の純粋なライブアルバムです(「Split the Difference」や「Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く」もライブアルバムが付いていますが、こちらはDVDがメイン)。

ちなみに「1/42」は現在Amazonで16,340円とプレミア価格になっています…(定価は3,990円です)。

 

私は発売当時高校生でした。

「Discovery」も「1/42」も学校帰りにチャリを走らせCD屋に買いに行ったのを覚えています。

最近はCD買う人が少なくなっているようですが、購入してから帰るまでのワクワク感は何物にも代えがたい幸福感がありますよね。

個人的にはミスチルの中でもこのアルバムを一番聴いていて、TOP3に確実に入るほど好きな1枚です。

「DISCOVERY」全曲レビュー

01. DISCOVERY

鐘の音にも似たギターリフが印象的な曲。

復帰アルバムなのにかなり重たい1曲目で、それゆえ一気に引き込まれます。

歌詞は非常に短く抽象的なので、ハッキリした意味は分かりづらいですが、何があっても振り向かずに新しい道をDISCOVERY(開拓)していく意志表明の歌だと思いました。

02. 光の射す方へ

16枚目のシングルにして「ニシヘヒガシへ」と同じく、デジタルロックでめちゃくちゃ勢いのある曲。

売れ筋の曲ではないので、やっぱりシングルは売れなかったようですが、個人的にはミスチルのデジタルロックの中では一番好きです。

歌詞は夢を追いかけながらもいまいちパッとしない自分を様々なエピソードを交えて描き、でも光の射す方へ進み続けるという、人生の応援歌となっています。

03. Prism

プリズムとは光を屈折させるための透明な多面体のこと。

タイトル通り、ギターのか細く屈折したような音が特徴のパラード曲になっています。

歌詞は、彼女を失って自分が自分で無くなっていくような寂しく不安な気持ちを書いています。

これは自分の屈折した気持ちを作った彼女がプリズムという意味でしょうか…?

04. アンダーシャツ

3曲目のフワフワした感じとはうって変わり、少しピリッ締まった重いロック曲。

歌詞は社会風刺的で攻撃的です。

このアルバムでは唯一かな…?

色々な流行り廃りがあるけど、そんな社会の風潮に流されずに真っ白なアンダーシャツを着ていようぜ!というような内容だと思います。

05. ニシエヒガシエ

14枚目のシングル曲で、休止中に発売されたため、謎のバンドがMVに出演してました(笑)

デジタルロックな曲で、過去にリリースされた「Dance Dance Dance」などの延長上にある曲と言えますね。

このアルバムに入っているバージョン以外にも色んなバージョンのアレンジが存在し、本人達の中では結構お気に入りの曲なのかもしれません。

歌詞はもがきながらも前へ進んでいこうぜ!という内容で、「ニシヘヒガシヘ」とは要するに「東奔西走」のことを表していると思われます。

これまでミスチルは恋愛に関する歌も多く歌ってきましたが、この曲の中には「愛だ恋だとぬかしたって 所詮は僕らアニマルなんです」とそれらを全否定するような詩も。

06. Simple

恋愛を全否定した直後に、ガッツリ恋愛の歌です(笑)

アコギ中心の穏やかな曲でヘビーな曲が続いた流れも綺麗にリセットしてくれます。

彼女とずっと一緒に居られるのが幸せなんだ、という気持ちをタイトル通りシンプルに歌っている曲です。

07. I’ll be

静かに始まり、後半にかけて徐々に盛り上がってくるバラードで、9分以上ある長い曲です。

2番後半からの盛り上がりにゾクゾクします。

「I’ll be」とは歌詞にある「I’ll be there(私はここにいる)」という意味で、周りに流されるのではなく、自分の生きている証をしっかり残していこうぜ、というメッセージが込められた歌となっています。

後に17枚目のシングルとして販売していますが、シングルVerは爽やかなテンポの早いアレンジの曲に変わっています。

08. #2601

ミスチルの曲の中でもかなりマイナーであろう激しいロック曲。

ライブアルバムにも収録されていません。

一番捨て曲かと思ってたんですが、今日聴いたら一番カッコよかった気がする…。

歌詞の意味は全く分かりません。

09. ラララ

軽やかな音が気持ちいい爽やかな曲。

かなり適当っぽいタイトルですが、人気のある曲です(多分)。

このアルバムに収録されている曲の中ではやや異質の存在で、他の曲が「前に進もう」という力強いものが多いのに対し、「退屈な日常」を肯定的に捉えたような曲になっています。

10. 終わりなき旅

15枚目の休業明けの復帰シングル。

上で言った通り「前に進もう」という曲が多い本作の中でも、そのメッセージを最もストレートに表現している人生の応援歌です。

ミスチルの曲の中でも人気の一曲で、受験や就活などの人生の試練となる時、勇気をもらったという人も多いみたいですね。

ちなみに私はこの曲よりも「光の射す方へ」みたいな曲の方がテンション上がるタイプです。

11. Image

しっとりしたバラードから、中盤一気に盛り上がり、最後は再びしっとり終わる、ドラマチックな1曲。

生きること=争いだけではない、もっと楽しく生きるイメージを持とうよ!みたいなメッセージの歌だと思います。

歌詞の内容的にやはりジョン・レノンの「イマジン」から発想を得たのでしょうか?

 

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ロックなミスチルを聴くならコレ!

Mr.Childrenが好きな人でも、ポップでキャッチーな曲が好きな人、ロックな曲が好きな人、しっとりしたバラード曲が好きな人など、人によって好きな部分はそれぞれ違います。

この中で重いロックのミスチルが好きな人にはこの「DISCOVERY」が一番オススメできるアルバムだと思います。

ミスチルを最近聴き始めたって人向けで言えば、「未完」とかが好きなら、「DISCOVERY」の曲も好きかもしれません。

 

4枚目の「Atomic Heart」から8枚目の「Q」辺りまではロック色の強い時期のアルバムと言えますが、一番完成度が高いのがこのアルバムだからです(個人的な感想です)。

1曲1曲も個性があり、それでいてアルバム全体のまとまりもあります。

また、重い曲調の割に(?)前向きな詩が多いのもポイント。

 

個人的におすすめの曲は「光の射す方へ」「I’ll be」です。

気になった方は是非聞いてみてくださいね。

DISCOVERY
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次回紹介する「Q」も別の意味でおすすめですけどね…。

それはまた明日のお話しましょう。