【Mr.Children シフクノオト】10thアルバムの楽曲レビュー|知ってる曲が多すぎたアルバム

【Mr.Children シフクノオト】10thアルバムの楽曲レビュー|知ってる曲が多すぎたアルバム

コアなミスチルファンの私が全アルバムレビューする企画第10弾!

今回は10枚目のアルバム「シフクノオト」を紹介します。

Mr.Children 10thアルバム「シフクノオト」について

10枚目のアルバム「シフクノオト」の2004年4月7日に発売されました。

前作の「IT’S A WONDERFUL WORLD」から約2年くらい間が空いていますが、この間にボーカルの桜井さんが小脳梗塞で倒れるといったこともありました。

何事もなく復帰して、現在まで活動されているのはファンとしては本当にありがたいことですね。

 

さて、このアルバムタイトル「シフクノオト」には至福の音、私服の音、至福ノート(ノートは音符のこと)など様々な意味が込められているようです。

前作のようなコンセプトがあるアルバムではなく、色んな音が楽しめるといった感じのアルバムですね。

収録曲は以下の通りです。

 

01. 言わせてみてぇもんだ
02. PADDLE
03. 掌
04. くるみ
05. 花言葉
06. Pink~奇妙な夢
07. 血の管
08. 空風の帰り道
09. Any
10. 天頂バス
11. タガタメ
12. HERO

 

収録されているシングル曲は「Any」「HERO」「掌」「くるみ」とかなり多く、これ以外にもアルバム発売前にCMなどで公開されていた曲も沢山ありました。

そのため、アルバムで初公開になった楽曲は12曲中、たった4曲しかありません。

 

私は当時大学4年生で、このCDを購入する時に初めてネット通販(Amazon)を利用したような気がします。

このアルバムは初回特典として、インタビューやレコーディングの様子が収録されたDVDが付属していました。

製作途中で別の歌詞で歌っているシーンがあったり、普段聞けない桜井さん以外の3人のインタビューがあったりと、今でも結構貴重なDVDだと思います。

「シフクノオト」全曲レビュー

01. 言わせてみてぇもんだ

なんて言ったから良いのか…よく分からない曲。

歌詞は平凡な男が自分を必要だって「言わせてみてぇもんだ」という内容です。

なかなか自分のことを必要とされない(就職も進学もパッとしなかった)当時の私にはタイムリーな歌詞でした。

02. PADDLE

前作の「蘇生」を思い出すような前向きで明るい曲。

タイトルの「PADDLE」とはサーフィンのパドリングのことで、沖に向かう時にボードに寝そべって泳ぐこと。

日常の波にもまれても前へ進んでいこうという歌詞になっています。

03. 掌

25枚目の両A面シングル曲(1曲目)です。

ミスチルのシングルの中では最も重苦しい雰囲気の曲じゃないかと思います。

そしてイントロがカッコいい!

人それぞれが違う部分があるのに、その違いが認めらず一つになろうとしてもがいている、違いを認め合おうよという歌詞になっています。

04. くるみ

25枚目の両A面シングル曲(2曲目)です。

「掌」とは打って変わった爽やかな雰囲気のポップな曲で、恐らく「掌」よりもこっちの方が人気だと思います。

「くるみ」とは「これらからくる未来」を擬人化したものと言われていますね。

「これからくる未来」に不安しかなかった当時の私(今もだけど)にとってはこれもかなり刺さる曲になっていました。

05. 花言葉

ちょっと昔の歌謡曲を思わせるメロディーの曲。

「シフクノオト」が初出しとなる曲では一番の人気曲だと思います。

浮気によって別れを告げられた男が、「頭からつま先まで後悔し通し」な歌です。

ちなみにこの歌詞に出てくるコスモスの花言葉とは「乙女の純潔」を指しているようです。

06. Pink~奇妙な夢

タイトル通り、おどろおどろしい感じの重い曲。

現実であまり上手くいっていない彼女が夢に出てきて、夢ならではのヘンテコな状況を体験する主人公が、「それでも現実の状況よりはマシ」だと思い、喉の奥に引っかかった言いたいことを言おうと決意する…というような歌詞だろうと思います。

07. 血の管

短く、とても静かで悲しい曲。

歌詞も最小限しかありませんが、恋人との死別を書いているようです。

08. 空風の帰り道

少し肩の力が抜けた優しい曲。

日常の何気ないことに感謝しているような歌詞が描かれています。

これは死を間近に経験した桜井さんだからこそ書ける詩でしょう。

09. Any

23枚目のシングル曲。

個人的には印象が薄い曲で、同じような曲で言えば「蘇生」や「PADDLE」の方が好きです。

ただ、この歌詞にあるメッセージは、この曲のリリース後小脳梗塞で倒れた自分自身を励ますメッセージにもなったのだとか。

10. 天頂バス

気の抜けたAメロ、Bメロから一気に「イエーイ!」とハイテンションになるサビが印象的な1曲。

どうにかしたいと思っても、なかなか行動に移せずにいる自分を鼓舞するような歌詞になっています。

ブロガー界隈の人に刺さる内容かも!?(笑)

11. タガタメ

曲の後半に向かって音が増え、どんどんスケールが大きくなっていく曲。

子どもが被害者になったり加害者になったりする事件が当時何件か起こり、そのことについての歌詞になっています。

12. HERO

24枚目のシングル曲。

これも結構人気のある曲で、ミスチルが得意とするバラードですね。

男は子どもの頃ヒーローになりたいと思うものですが、今は君だけを守るヒーローになりたいというラブソングになっています。

意図的に「タガタメ」の後にしているらしいですが、個人的にはスケールの大きな「タガタメ」の後に素朴な「HERO」は失敗なんじゃ…と思ったりしています。

 

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コアなファンならだからこそのガッカリ作品

「シフクノオト」は一般的な評価がかなり高いアルバムです。

が…個人的には「BOLERO」以来のガッカリアルバムでした。

なぜなら、そのほとんどの曲がリリース前に聴いたことがあるものばかりだったから。

そして、未発表曲は地味なものが多く、あまり惹かれなかったというのもあります。

 

もし、ほとんどの曲を聴いていない状態でリリースされていたら、また評価は変わってたかもしれません。

そういう意味ではミスチル初心者の人向けのアルバムと言えます。

 

ただ、このように渋い評価でも、1曲1曲を聴いてみると良い曲はいっぱいあるんですよね。

個人的に特にオススメなのは「くるみ」「天頂バス」です。

特に「天頂バス」はやる気がない時に聴くと効果抜群ですよ。

気になった方は是非聞いてみてください。

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こちらは10月3日発売の待望の新作アルバムですよー。

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