引きこもりは悪いことなのか?悩み続ける必要はあるのか?

引きこもりは悪いことなのか?悩み続ける必要はあるのか?

私イッカは引きこもり生活をしています。

それも「休みの日は外に出ない」みたいな中途半端な引きこもりではなく、どこに出しても恥ずかしくない(?)ガチな引きこもりです。

しかも、最近よく言われる「高齢引きこもり」にも該当する年齢になってきました。

 

客観的に見たら相当やべー奴です。

 

ただ、引きこもりってそんなに悪いことなのでしょうか?

今回は引きこもりで悩み続ける本人・そしてその親に向けて、私なりの考えを書いてみたいと思います。

引きこもりのデメリット

まず、引きこもり生活をすることで、どういうデメリットがあるのかを書いてみます。

引きこもり生活をしている人にとっては知ってる内容ばかりだと思いますが、改めて確認する意味も込めて読んでみてください。

お金が稼ぎにくい

これが引きこもりで一番の問題です。

「毎日会社に通って仕事をする」ことが一般的な現代社会において、引きこもりはお金を稼ぐ手段が限られてきます。

例えば、暇なコンビニでも1時間バイトすれば800円くらいは稼げますが、家で単純な内職をしても手を動かし続けてせいぜい300~400円が精一杯です。

全く割に合わないし、真面目にやるのも馬鹿らしい金額ですよね。

 

最近は、もう少し割の良い在宅仕事も増えてきていますが、そのほとんどがスキルを要するもので、何もスキルのない人は通勤して働くのに比べるとまだまだお金が稼ぎにくいのが現実です。

うつになるリスクが上がる

普段から外に出ている人に比べて、引きこもりはうつ状態になるリスクが高まると言われています。

これは一人でいる時間が長いことで、ネガティブな考えを持ちやすいためでしょう。

また、元々引きこもりになる人は、ネガティブ思考が強いというのもあるかもしれませんね。

 

ネガティブ思考の人であっても、誰かと関わることでポジティブに考えられることもあります。

引きこもっているとなかなか気持ちの切り替えができず、それがうつのなりやすさに繋がるのだと思います。

世間体が悪い

引きこもりに世間の風当りは強いです。

「引きこもりは死ね」みたいにネットではそれだけで叩かれることもありますよね。

 

また、ご近所に噂好きのおばちゃんがいるような地域では、格好のネタにもされます。

「○○さんいつも家にいるけど仕事してないのかしら?」

「何考えてるのか分からないし、怖いわねぇ~」

自分の話を聞いたわけではないですが、別の人のこんな噂話は聴いたことがあります。

きっと私もこれと似たような話をされているでしょう。

 

引きこもりのデメリットは他にもあると思いますが、特に大きな問題になるのはこの3点だと思います。

引きこもりのメリット

では逆に引きこもりであることによって、何かメリットはないのでしょうか?

私自身の生活を振り返って、メリットと言えそうなことを探してみました。

出費が少ない

これは多くの引きこもりに当てはまると思いますが、外に出ない分、お金を使うことは普通の人より少ないと思います。

特に大きいのが交際費。

外で働いたり、遊んだりする場合、何かとお金がかかりますが、引きこもりはこれらの出費がない分、1カ月に使うお金はかなり少なくて済みます。

 

また、個人的には引きこもっていた方が、衝動買いも少ないです。

これは自分の部屋で買い物することで、本当に必要なものかどうかをじっくり考えられるからだと思います。

余計なストレスが少ない

引きこもりはうつになるリスクが高まる、とデメリットで書きましたが、一方で対人ストレスはかなり少ないです。

対人関係で緊張したり落ち込みやすい人は、引きこもりの方がストレスは感じにくいでしょう。

 

ただ、これは引きこもっている家の環境にもよります。

引きこもっていることで家族と揉めている人も多いですよね。

そういう場合は、逆に家の中の方が対人ストレスが強くなるかもしれません。

時間を自由に使える

働きに出ている人は9:00までに出社して、17:00までは会社にいなければいけない、などどうしても拘束時間が長くあります。

通勤時間・外に出かける準備時間なども合わせると、1日のほとんどが拘束時間になりますよね。

その点、引きこもりは例え仕事をする場合でも、自分の好きな時間に働けることが多いです。

 

例えば私の場合、ライターは夜中の方が捗るので、22:00~6:00に作業したりします。

このように自由にタイムスケジュールを組めるのは、在宅仕事ならではと言えるでしょう。

実は引きこもりのデメリットはそこまで大きくない…かも

引きこもりのメリット・デメリットを紹介しました。

これらを眺めていると、あることに気づきます。

それはメリットがデメリットを打ち消す場合があるということです。

 

例えばお金があまり稼げないというデメリットは、お金をあまり使わないメリットである程度解決できることもあります。

うつになりやすいというデメリットも、他人への対人ストレスが大きい人、毎日同じ時間に仕事に良くストレスが大きい人にとっては、むしろ引きこもりの方がストレスが少ない場合もあるでしょう。

 

このようにメリットがデメリットを打ち消してくれる状況の人にとって、引きこもりはそこまで悪い状況ではありません。

ご自身(子ども)の状況をよく考えてみて、外に出た方が幸せなのか、引きこもりのままのが幸せか判断してみてはいかがでしょうか。

引きこもりのデメリットを減らすには?

「引きこもりのデメリットはそこまで大きくないこともある」と書きましたが、それでも普通の人と比較すると生きづらさはあります。

これを少しでも解消するにはどうしたらよいのでしょうか?

家族との良好な関係は必須条件

まず考えなければならないのは、家族との関係です。

引きこもりがいる家庭では、引きこもりの子どもによる家庭内暴力・暴言があったり、逆に引きこもりが家族から徹底的に攻められたり見下されたりと家庭の空気が悪くなることがよくあります。

このような家族が荒れている状況は、引きこもり本人にとっても、家族にとっても不幸です。

色んな問題があるにせよ、まずは家族の関係改善が最優先でしょう。

 

関係改善するには定期的に家族会議の場を設けるしかありません。

その時に本人・家族は以下のような部分に注意してください。

 

引きこもり本人

  • しっかり話を聞いてもらえる努力をする
  • 過去の話よりこれからどうするのかを考える
  • 家族に納得してもらえるように実績や今後のやり方を示す

 

家族

  • まずは本人の話にしっかり耳を傾け、余計な口を挟まない
  • 話が理解できなくても、納得できなくても一旦話を飲み込んでみる(すぐに結論を出さなくていい)
  • 普段の生活では本人より自分の生活を優先する

 

私自身も親と住んでいますが、いつも自分の考えていることなどは話すようにしており、家族関係は良好です。

もちろん理解のある親ということもありますけどね。

もし、あまりに関係が悪化しすぎている場合は、引きこもりの一人暮らしも考えた方が良いと思います。

お金が稼げる=自立できるかがポイント!

引きこもりで最も困るのは金銭面で自立がしにくい点です。

はっきり言ってここさえクリアできれば、引きこもりでもほとんど何も問題はなくなります。

 

ではどうすれば引きこもりがお金を稼げるようになるのでしょうか?

私なりにアドバイスをするなら、「本人の特性を生かして何か特定のスキルを身につける、特定の知識を極める」ことだろうと思います。

最近ではこれまでお金に結び付かなかったような知識・スキルでも、お金に変えられる時代になってきました。

 

すぐにお金に結び付かなくても、誰かを助けられるスキル・知識は必ず将来仕事になるはずです。

まだ安定的に稼げていない私が言うのはおこがましいですが、アイデア次第で引きこもりでもでできる仕事が多くありますよ。

今日で悩むのは止めよう

引きこもり=どうやって外に出すか?ばかりが議論されますが、引きこもりの方がストレスが少ない人もいます。

そういう場合は、お金を稼ぐ方法さえ確立できれば、むしろ引きこもりの方が無理やり外で働くよりも長続きしますし幸せでしょう。

 

人には得意・不得意があります。

できないことをいくら悩んでも時間の無駄。

それよりどうやったらもっと良い生活・幸せな生活ができるかを考えた方が建設的です。

引きこもりから脱出できない場合には、引きこもりのままで生活がより良くなる方法を考えてみてください。