饅頭・団子・大福の違いは何?生地の違いだけでは判別できないかも…

饅頭・団子・大福の違いは何?生地の違いだけでは判別できないかも…

ある日、私はちらっとサスペンスドラマを見ていました。

よくお昼にやっている2時間ドラマです。

ドラマの内容は犯人が毒入りの饅頭を使って殺人を行うというもので、「みんな一緒に食べたのにどうしてピンポイントで被害者を殺せたのか?」という部分が最大の謎。

その謎の答えは饅頭に食紅で印を付けていたという、いたってしょうもない結末でしたが、その時私の脳裏には1つの謎が浮かび上がったのです。

その謎とは「そういえば、饅頭と団子、それに大福は何が違うんだろう?」ということ。

 

なんとなくは違いは分かっても、はっきりどういうルールで分けられているのか気になりませんか?

どれも丸い形をしており、中にあんこなどを詰める和菓子です(団子の場合は外側に味をつけることも多いですが)。

今回はそんな和菓子3種類の特徴と違いを調べてみることにします。

饅頭・団子・大福のそれぞれの特徴と違い

まずは饅頭・団子・大福、それぞれの和菓子の特徴を見てみましょう。

饅頭の特徴と歴史

饅頭は主に生地に小麦粉を使います。

小麦粉で作った生地にあんこなどの具材を入れ、形を整えて蒸すという作り方ですね。

ただ、小麦粉以外の物(イモ類など)を生地にしている場合もあります。

元々中国が発祥の食べ物で、漢字は同じですが饅頭(まんとう)と呼ばれていました。

 

饅頭と言えばあんこが入っているような甘いお菓子を想像する人が多いと思いますが、実は肉まんなども饅頭の仲間です。

そもそも中国の饅頭(まんとう)は肉を入れるのが一般的で、日本に入った時に小豆を入れるようになったのだとか。

団子の特徴と歴史

団子は主に生地に米粉を使います。

ただし、こちらも米粉以外の物(小麦粉、きび粉)を使った団子もあり、特にきび団子は「桃太郎」で有名ですよね。

団子と言えば串に刺さっているというイメージの人も多いかもしれませんが、月見団子のように串に刺さっていない団子もあります。

みたらし団子など外側に味をつけるもの、中に具材を入れるもの、団子自体には味をつけないもの(汁ものに入れる団子)など味のつけ方はかなり様々です。

今回扱う3種類の中でも団子が一番色んなバリエーションがありそうですね。

 

団子という名前自体は平安時代には既にあったとされています。

こちらは日本発祥の食べ物で、元々は汁に入れる団子が一般的だったようです。

大福の特徴と歴史

大福は生地に餅を使います。

饅頭や団子と違い、これは絶対のルールですが、餅によもぎや豆を混ぜたもの(よもぎ餅(草大福)・豆大福)は大福と呼んでもセーフみたいです。

また、中に入っているのはあんことは限らず、いちご大福のように変わり種の具材を入れることも。

要するに餅に具材を詰めていたら大福なのですが、お菓子なので甘いものを詰めるというのもルールの1つになっていると言えます。

 

大福は饅頭や団子に比べて歴史が浅く、江戸時代(1771年)に誕生したとされています。

こちらも日本発祥の食べ物で、発明したのは江戸の商人。

江戸時代の大ヒットお菓子が現代まで受け継がれているのは凄いことですよね。

現代の数々のお菓子の中にも、後世に受け継がれていくものがあるかもしれません。

 

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生地の違いが答え!なのか…?

ヤフー知恵袋などを検索してみると、生地の違いがそれぞれを分ける要素だと書かれていました。

つまり、饅頭は小麦粉、団子は米粉、大福はもち米から作るという違いですね。

 

しかし、上記のように饅頭や団子は生地が違うものがあります。

中でも団子は小麦粉を使っていても、団子と呼ぶ場合もあるようで…。

生地の違いだけなら、これは本来饅頭と呼ぶべきです。

また、米粉を使っているにも関わらず、餅と呼ばれる柏餅などもあったりします。

これも生地ルールに則れば、柏団子が正しい呼び方ですよね。

 

そこで私なりの答えを出してみると、「生地と見た目と製法から総合的に見分ける」が正解じゃないかと思います。

  • 饅頭は蒸かして作った生地がフカフカなもののこと
  • 団子は饅頭や大福と違い、サイズが小さく一口大のもののこと
  • 大福は餅でくるんであるお菓子のこと

これを覚えておけば、今後は饅頭・団子・大福で悩むことはなくなるかもしれません!

悩んでいる人がどれほどいるのか分かりませんが…。

毒が入りにくいのは大福…かも

さて、饅頭・団子・大福の違いが分かってスッキリしたところで、無理やり冒頭の話に繋げます。

最初に紹介したドラマのように、毒饅頭や毒団子で殺人、というパターンは結構ありますよね?

しかしふと、毒大福ってあまり聞かないなぁ…と思ったのです。

 

そこでそれぞれのキーワード(毒饅頭・毒団子・毒大福)でどのくらい記事が書かれているか、検索数がどれくらいあるかを調べてみました。

利用したのは「キーワードスカウター」というツールのinTitle件数とグーグルのキーワードプランナーです。

  • 毒饅頭:タイトルに書かれている記事=1,780件 月間検索数=1,000~1万
  • 毒団子:タイトルに書かれている記事=479件 月間検索数=10~100
  • 毒大福:タイトルに書かれている記事=119件 月間検索数=データなし

毒饅頭は政治の世界で「賄賂を受け取ること」の隠語としても使われているため、他のキーワードに比べて圧倒的に数が多いです。

ただ、それを差し引いてもこれだけ数が多いというのは、毒は饅頭に入れるのが一般的なのかもしれません。

 

毒団子には隠語のようなものはないようですが、それでも500件近くの記事が書かれています。

そしてそれを検索する人も一定数おり、毒入り団子殺人も時々起こっていると推測できます。(現実かドラマかは知りませんが)。

 

最後に毒大福ですが、予想通り一番マイナーなキーワードなようです。

大福はお餅だから後から毒を入れにくい、なんて理由もあるのでしょうか?

毒殺される危険がある時は、饅頭や団子より大福を食べた方が安全かもしれません。