ガッツポーズ禁止のなぜ?本当の意味は相手を挑発するものだった!?

ガッツポーズ禁止のなぜ?本当の意味は相手を挑発するものだった!?

昨日の高校野球の一試合に起きた出来事が話題になっています。

それは創志学園(岡山)対下関国際(山口)での出来事。

 

初回の先頭打者を三振に仕留めた創志学園の投手がかなり大袈裟なガッツポーズ。

このガッツポーズに対し球審から厳重注意を受け、その後も「ついつい出てしまった」ガッツポーズに何度も注意を受けたというのです。

その結果、創志学園の投手はペースを崩され、結果的に敗戦となってしまいました。

 

この問題に対しては、ネット上では賛否両論。

「先頭打者を三振にしたくらいであのガッツポーズはやりすぎ」

「ガッツポーズがダメならルールにそう明記すべき」

高野連の言い分としては「度が過ぎるガッツポーズはマナー違反。高校野球は相手をリスペクトする気持ちが大事」とのこと。

 

そこで私はふと思いました。

「ガッツポーズって喜びを表すポーズだと思ってたけど、実は挑発する意味もあるのかな?」と。

そこでガッツポーズには実際にどんな意味があるのかを調べてみました。

「ガッツポーズ」の名前の起源は?

ガッツポーズに元々どんな意味があるのかを調べるためには、ガッツポーズの歴史を振り返る必要があります。

 

「ガッツポーズはガッツ石松が勝った時のポーズから名前が付けられた」

この話は結構よく聞く話ですよね?

これは、1974年のロドルフォ・ゴンザレス戦に勝利し、WBC世界ライト級王座を奪った時のポーズにちなんでつけられたとされています。

 

ですが、実はこれより前にガッツポーズという言葉があったとする説もあります。

それはボウリング雑誌「ガッツボウル」がストライクを取った時のポーズをガッツポーズと名付けたというもの。

これが真実ならガッツ石松の説よりも2年前の1972年にはガッツポーズという名前が存在していたことになります。

ただもしこれが真実だとしても、ガッツポーズの名前を世に広めたのはガッツ石松で間違いないでしょう。

しかし…ポーズ自体は誰が始めたか不明

上記のガッツポーズの起源は、あくまで「拳を握りしめて高々と掲げるポーズ」の名前が付いた起源であり、ポーズ自体はもっと以前からあったと推測できます。

ガッツポーズはそもそも日本だけの文化ではありません。

国際試合を見ても色んな国の選手がガッツポーズしていますよね。

当然海外ではガッツポーズとは言いませんけど(英語ではガッツポーズのような固有名詞はなく「拳を上げる」のような言い回しになるようです)。

 

日本で最初に拳を振り上げるポーズをした人は定かではありません。

私の勝手な予想ですが、拳を振り上げるポーズは海外から輸入されたポーズじゃないかと思います。

そもそも日本人って「勝って兜の緒を締めよ」というように、喜びを爆発させるのを諫める文化が昔からあるような気がするのです。

 

また、ガッツポーズより以前から、日本には似たような喜びの表現として「万歳」がありました。

ですから、ガッツポーズは海外から輸入されたポーズだと考えるのが妥当ではないでしょうか?

フランスでは侮辱ポーズとされる

私の勝手な予想でガッツポーズを海外由来と考えた訳ですが、海外でガッツポーズはどんな意味があるのか調べたところ、驚きの真実が分かりました。

なんとフランスではガッツポーズが「くだばれ」「出ていけ」というような侮辱の意味が込められたポーズだというのです。

これは日本でも良く知られている「中指を立てる」ポーズと同じような意味となります。

 

もしも、フランスが拳を掲げるポーズの発祥の国だとしたら、ガッツポーズは完全に相手を侮辱する意味合いが込められていることになりますね。

そりゃガッツポーズ禁止されてもしょうがないわ…。

少なくともフランス人相手の試合でガッツポーズはご法度と考えた方が良いでしょう。

 

という訳で、ガッツポーズは元々侮辱の意味が込められている可能性があるポーズだということが分かりました。

あくまでフランス発祥のポーズと仮定するなら、ですけどね。

他の国で拳を振り上げるが喜びの意味として別に広まったのであればガッツポーズに侮蔑の意味はない、となりますが、フランス発祥かそれ以外の国発祥かについてはネットだけでは分かりませんでした。

 

侮辱の意味を感じない人同士なら問題ないと思いますが、使う場合は煽りにならないように気をつけてください。

ガッツポーズそれ自体よりも表情や向ける相手が重要な気もしますが…。

 

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ガッツポーズがはっきり禁止されている競技もある

さて、高校野球では「ルールにないから」という理由で今回のガッツポーズへの注意はやりすぎという声もありました。

しかし、他のスポーツを見てみると、はっきりとガッツポーズするのがダメとされているものもあります。

 

その1つは剣道です。

1本を取った直後に(礼をする前に)ガッツポーズをすると1本を取り消されることがあるそうです。

試合終了の礼をするまでが剣道の一連の流れということですね。

礼の後にガッツポーズするのは問題ありません。

 

もう1つの競技としては卓球が挙げられます。

卓球ではガッツポーズ自体は問題なく、相手の目を見たガッツポーズがイエローカードとなることがあるそうです。

相手の目を見てガッツポーズは相手を煽っているという判断でしょう。

 

剣道以外にも相撲・柔道・野球など日本に根付く競技には、比較的ガッツポーズに対して厳しい傾向があるようです。

敗者に鞭打つようなことは日本人は好まないということでしょうか。

でもなぜかFPSや格闘などゲームの世界では、めったくそに煽ってくる人多いんですけどね。